人見知り度診断で分かる人見知り、病気が関係している人見知り
「人見知り」には自分なりの努力で治していけるものと、そうではないものがあります。人見知りは一種の性格的なものですから、考え方や生活を変えていくことで克服していくことができます。
では、努力で治せない人見知りとはどんなものなんでしょうか。今回は人見知りを大きく2つに分けて説明していくことにしましょう。
努力で治していける人見知りは、簡易的な「人見知り度診断」で、大体の人見知り度を測ることができます。人見知り度診断とは、いくつかの質問に答えることで自分の人見知り度が分かる、というチャートのようなものです。
私は人見知り、と自己診断している人が人見知り度診断をやってみると、自分がどれくらい人見知りが激しいのかが分かります。
また、自分では人見知りと気付かなくても、人から「○○さんって人見知り?」と言われたなど、私は人見知りかもしれない…と思ったときにも診断をやってみると、意外な人見知り度が発見されるかもしれません。
ちなみに人見知り度診断では、会話中に沈黙が多くなる・電話が苦手・待ち合わせが苦手・自分から人に話しかけることができない・初対面の人に連絡先を聞くことができない、などの項目が設問されます。
YESかNOで答えるものがほとんどなので、診断結果もすぐに分かります。自分の人見知り度が気になる方は、是非人見知り度診断をやってみてください。
こうした人見知り診断で分かる人見知りの場合は、人と関わる機会を増やしたり、人と会話をする機会を増やしたり、人に慣れていくことで改善していけることがあります。
もし、人見知り度診断90%という結果が出ても、人と関わることをやめなければ人見知り度も少しずつ下がっていきます。
人見知りは自分の努力や人と助け合うことで治していけるものです。人見知り度が高くても自分のことを卑下せずに、いろんな人と関わるようにしてみましょう。
しかし、人見知りをしてしまうことが一つの病気として考えられることもあります。人と関わることが苦痛・人と会話をすることが苦痛・誰も自分のことを必要としていないと思う・外出するのが怖い・人に会うのが怖い、といったようなことがある場合には、ただの人見知りではないことが考えられます。
このような症状がある場合には、うつ病、対人恐怖症、社会不安障害、パニック障害などの精神疾患が関係していると見ていいでしょう。
特に対人恐怖症や社会不安障害には、激しい人見知りの症状が見られます。人と関わることに恐怖を感じ、重症である場合は社会生活もままならない状態になってしまいます。
人と会うことが怖くなってしまったり、人に会っても目を合わせて話せなかったり、正常にコミュニケーションをとることができなくなってしまうのです。
こうした精神疾患が関係している人見知りの場合は、努力で人見知りを治そうとするとますます症状が悪化してしまうことも考えられるため、人見知りの改善には注意が必要です。
通常の人見知りは人との関わりを増やして人に慣れていくことで改善していきますが、精神疾患が関係している人見知りは、精神疾患の治療を行うことがまず第一です。
薬物療法や行動療法を重ねていき、徐々に人との関わりを増やしていくのです。精神疾患において行動療法は特に大切な治療で、人見知りを治していくためには薬物療法よりも行動療法の方が重要な治療になります。
なので、病気が関係している人見知りも治らないわけではありません。しっかり治療を行えば人と関わることに恐怖を感じなくなり、人見知りをすることも少なくなっていきます。「人見知りを治したい!」という気持ちと、絶対に諦めないことが大切ですよ。


